クルーズ船に乗ろうと思ってパンフレットを見ると、そこには客室ごとの料金表が記載されています。
一番安いのは窓のない内側客室から、執事がついたスイートルームまで、資本主義の世の中ですからお金をいっぱい払ったらそれは当然良い部屋に宿泊できます。
しかし、当然ながら予算というものがありその中から最適解を導き出さなければなりません(-“-)
お金に困っていない人はどうぞ最上級のお部屋を選んでください。決して後悔はしないでしょう笑
客室の種類
- 4つの客室タイプ
■内側
窓のない、もっともリーズナブルな客室です。広さは10～15㎡。毎日のように寄港地で下船して、船上でも客室で過ごす時間が僅かという旅であれば内側で充分かもしれません。内側だからといって船内設備の利用が制限されるわけではありません。
■海側
窓を開けることは出来ませんが、外を眺められる客室。客船によって窓のサイズ、形状は異なり、ポートホールと呼ばれる丸窓から四角窓まであります。広さは内側客室とほぼ同じ広さです。
■バルコニー付
最近の客船で最も多いカテゴリーです。天井から床まである大きな開閉可能な窓から、専用バルコニーに出ることが出来ます。バルコニーで海を眺めたり、ルームサービスの朝食を楽しむなどは、バルコニー付客室ならではの醍醐味です。広さはバルコニー部分を含めて20～30㎡程度となります。
■スイート
寝室スペースの他にリビングスペースを備えた客室で、バスタブ付がほとんどです。一般的な広さは30～40㎡ですが、上級のスイート客室になると100㎡以上のものもあります。室内にはダイニングテーブル、バーカウンター、バスルームにはジャグジーなどの設備が備わっています。最近ではバトラーサービス付きのスイート客室も増えています。
客室によって利用できる船のサービスが違う！？
基本的に、スイート客室以外利用できる船のサービスに違いはないので安心してください！
映画タイタニックのように、食事する場所から食事内容まで違うということはないですし、参加できるイベントに違いはありません。
スイート客室だけは、クルーズラインによっては有料レストランの無料招待やアルコールの飲み放題、インターネット使い放題、スイート利用者専用レストランなど、使いようによっては客室の価値＋特典で、お得感を味わえる事もあります。
なので、毎日のように寄港地によって観光を楽しむ日程だったり、丸一日航海日が無い日程だと部屋にいることがほとんど寝るときだけということもあります。
そんな時は、思い切って内側客室をチョイスして他に予算を回すのもありだと思います。
逆に、航海日が2日もあったり朝食はバルコニーで優雅に海を見ながら食べたい！という時はやっぱっりバルコニー付きの客室がお勧めです！
私も初めての地中海クルーズでMSCメラビリアに乗船したときは、バルコニー付きの船室をチョイスしました(*^-^*)
そこまで予算をかけられないけど、海は見たいという時は窓付きの客室です。ただ、この窓付きの客室を選ぶときは十分気を付けないといけません！
だいたい、海側客室でもいくつかのタイプに分かれていますが中には外に救命ボートがぶら下がっていて眺望を邪魔する部屋もあります。
これは海側客室だけではありませんが、低層階だとエンジン音や波の音が聞こえて気になることや、レストランやクラブが近くにあって騒がしいとかということもあります。
なので、代理店に予約をされる人はそこのところもしっかりと確認をしてくださいね。
内側客室でも、最近は客室壁に設置されたバルコニー風のモニター画面から、窓があったら見られるだろう風景をリアルタイムで映し出す、「バーチャル・バルコニー・モニター」が備えられているものもあります。
このバーチャルバルコニーが設置されているクルーズ船は、ロイヤル・カリビアンインターナショナルのナビゲーター・オブ・ザ・シーズ、ボイジャー・オブ・ザ・シーズです。
以上ですが、客室選びの参考になりましたでしょうか？
良いクルーズ旅行を！
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